クアットラム・ビーチ

ハノイ市内で外国人が気軽に遊べる夜遊び(風俗)というと、選択肢が少ない、値段が高い(ボッタクリも含む)、最後まで出来ない、もしくはベトナム語が出来ないと辿り着けない・楽しめない、などとナイナイ尽くしで余り面白くない。

そんな中でハノイから3時間ほど郊外へ移動したビーチには安く遊べる置屋街があると言う話をネットで目にした。中でも有名なのは、ハイフォン(Hải Phòng)市にあるドーソン(Đồ Sơnという町なのですが、どうせならマイナーな場所を探検してみたいと思って、今回はナムディン(Nam Định)省にあるクアットラム(Quất Lâmという町に行ってみることにした。

クアットラム置屋通り

事前にネット上で調べた情報(日本語)ではハノイの東ザーラム(Gia Lâmバスターミナルからナムディンの省都ナムディン市まで移動して、そこから別のバスに乗り継ぎクアットラムまで移動するって手段しか紹介されていない。

しかし、ベトナムのバス情報を調べているとハノイの南ザップバット(Giáp Bátバスターミナルからクアットラムまで直通のバスがあることが判明した。しかも終点がクアットラムなので、降車する場所を気にする必要も無ければ、バス停は置屋通りのすぐ目の前なので迷うこともなければ、バスを降りてすぐに遊ぶこともできる。

そこで今回は人柱になるべく、ザップバットバスターミナルに行き、クアットラム行きのバスを探していると、係員が親切にどこへ行くんだ?と聞いてくる。行先を告げるとチケット売り場まで案内してくれて、チケットを買うとバスまで案内してくれるという至れり尽くせり。

今回乗ったバスは寝台バスだったのだが、3列2階建ての正規のシートだけでなく、通路にもマットを敷いて体育座りで乗せられ(←今回の私はここ)、2階席の通路を跨ぐように座らされる乗客まで居る始末。おかげで乗車率は200%くらい。これで3時間もの長旅は少し疲れた。

寝台バスの2階席

追記>ちなみに運賃は70,000~80,000VNDくらいだったと思う。と言うのも乗車時にチケットの半券をもぎられ、出発後に車掌が残りの半券を回収するという想定外の出来事で、運賃をメモることも、チケットの写真を撮ることも忘れてしまったのだから。

Share