QNAPを上位機種へ

QNAPを使ってあれこれと実験を繰り返していたら、これまで使用してきたTS-220の反応が鈍いと最近感じるようになり始めたので、今回上位機種のTS-231+にちょこっとだけバージョンアップをしました。

事前にネットとかを見てるとQNAPは上位機種への交換やHDDの容量増強などが簡単に出来るって触れ込みだったのだが、今回実際に上位機種への換装作業を行った際に数々のトラブルに見舞われて苦労したので、忘れないように備忘録として残しておこうと思います。

  1. そもそもQNAPのWebサーバのポート番号の初期値が無茶苦茶な設定(外向けHTTPSのポート番号が8081ってあり得ない!)っていうのも影響していると思うが、Webサーバのポート番号を変更して、システム設定の「セキュア接続(HTTPS)のみを使用する」をONにした状態だと、機種変更後の初回起動時に表示される画面へのアクセスに失敗するというバグが存在する。元のTS-220にHDDを入れなおして、設定をOFFに戻すことで回避した。
  2. 上記ポート番号の問題が影響している可能性もあるが、換装後のWebサーバの設定値(apache.conf)が全て初期状態に戻っていた
  3. Tomcatが起動しなくなった。手動で起動しようとしても参照しているJavaのライブラリが見つからないってエラーが出て起動できなかった。とりあえずJREとTomcatを一度削除した上で再インストールすることで解決した。
  4. TS-231+固有?(一部機種?新しい機種?)の問題だが、XMailが動作しない&サポートされないという。問題の原因はSSL関係のライブラリをバージョン番号を含む形でリンクしているっていう初歩的なバグ。代わりになるメールサーバアプリもない。QNAP社に問い合わせるとContainer StationでLXCやDockerを使えって言われた。今後はQPKGは廃止して、LXCやDockerに切り替えていくつもりなのか?
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